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パニック障害の症状の中心になっているのが「パニック発作」と呼ばれているものです。
パニック発作自体は一つの確立した病気ではなく、この発作をきっかけとして
パニック障害というこころの病気が表面化します。
きっかけとなるパニック発作ですが、これは前ぶれもなく突然始まり、数分後にはピークに
達します。長くても30分以内には発作の症状は消えてしまいます。
このまま死んでしまうのではないか?とんでもないことになってしまうのではないか?
といったような大きな恐怖感や不安感が湧きあがるのが特徴です。
下記に具体的なパニック発作の症状を挙げてみましょう。
●心臓がドキドキしたり、ハクハクしたりする。
●身体や手足が震えだす
●口が異様に渇いてしまう
●呼吸が苦しくなり息がしづらい感覚
●息が詰まってしまう感覚
●胸に痛みがあったり不快感を感じる
●吐き気に襲われる
●お腹が痛くなる
●死ぬのではないか?という大きな恐怖感
●身体や手足のしびれやうずき感
●顔や身体が火照る、もしくは寒気
●身体から汗が噴き出す、じっとりと汗ばむ
●めまいやふらつき
● 気が遠のく
●自分が自分でない感覚
●正気を失ってしまうのでは?という不安感
上記にあげた諸症状のうち、4つ以上のものが同時に前兆もなく起こるのがパニック発作です。
身体の変調だけではなく、死んでしまうのではないか?という強い恐怖感、発狂してしまう
のではないか?という強い不安感といった、こころの変調もきたしてしまうものです。
精密検査を受けても内臓疾患などの異常は認められず、発作がなぜ起きたのか?その原因
がわからないのが普通です。
パニック発作が重症の場合には毎日、もしくは二日に一回、またはそれ以上の割合で
発作が頻発します。
中程度の症状では、だいたい週に一回もしくは一回以上の割合で発作が起こります。
パニック発作の原因はこれ、といったものが特定できておらず、ストレスからくる心身の不調、
何かしらの外部からの刺激、感情の抑圧など、色々な要因複雑に絡まっていることが多いと
言われています。パニック発作の当事者はその原因にこころあたりが無いことがほとんどで、
そこからくる不安がより一層の不安を感じさせてしまうのです。